Dreaming of Californication | Kynodontas  籠の中の乙女 
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2012.08.05

Kynodontas  籠の中の乙女 

Kynodontas.jpg

ギリシャ郊外に住む5人家族。家の周りには柵が置かれ、生まれてから一度も家の外には出たことがない2人の娘と1人息子。ネコは人を喰う動物だと信じており、「ゾンビ」という単語は黄色い花だと教えられ、異常な状況の中ある意味「子供らしさ」を失わずに育ってきていた。しかし性への関心は持っており息子の欲求を満たすために父親は会社にいる女性にお金を払い息子の相手をさせている。その女性が長女にビデオテープをかしたことにより外の世界への関心を持たせるきっかけを作ってしまうが・・・


dogtooth.jpg


Christos Stergioglou
Michele Valley
Aggeliki Papoulia
監督:ヨルゴス・ランティモス

ギリシャ 2009年
★★★★☆
ドラマ

IMDbでの評価:7.4/10



カンヌ国際映画祭「ある視点部門」受賞含み、各地の国際映画祭で絶賛されていた作品。かなりの変態映画です。

生まれてこのかた一度も家の外から出たことがない子供たち。兄と妹2人というなんかもういかにもな設定なんですが、みんな10代後半から20代前半といったところでもちろん学校なんか通ったこともないし、やることといえばプールで遊んだり夜はエンターテイメントと名づけて家族で意味不明なゲームをしたり、自由気ままに過ごしている。教育といえば母親が作った「今日の単語」のテープを聞くこと。しかも、言葉の意味は両親によって置き換えられているため彼らの家では「塩」は「ビデオテープ」と呼ばれている。飛行機はたまに庭に落ちているおもちゃだと信じているし、外の世界に出れるのは「犬歯」が抜けてから、と両親から教え込まれている・・・ってもうほんととんでもない異常な家族のお話なんです。

子供というよりもう大人になってしまっている3人だけど、そんな状況で育ったので変にまだ子供じみているところがあり、それがまた怖い。息子の性的欲求を満たすために父親が会社の年食った女を連れてくるとかもうヤバイよね。若い息子はそんなのに満足できるわけなく、ついには実の妹を相手にするし・・・妹2人もレズっぽいことをしているし、だけど彼らにとってそれが間違ったことという認識は全くない。無知って恐ろしい。

父親が連れてくる女だけがこの子供たちにとっての唯一の外の世界との接点なんですが、長女は彼女のおかげで外の世界への興味を持つようになってくる。そしてある晩、家から脱出することにするんだけど、その前にダンベル(のようなもの?)で顔を殴り犬歯を抜くの・・・。両親からそうすれば外に出れると教え込まれていたから。そして父親の車のトランクに入り込み脱出に成功するんだけど・・・あのあとトランクから出れたのか?ってのはわからないまま。

ものすごい変な映画見ちゃいました。無知であることってすごく怖いね。

8/18日本公開。

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